魂のこもった日誌を、たまに書きます。

ハワイの弱点

2014.1.31


アサイーボール

あけましておめでとうございます。

とご挨拶するには遅すぎる、1月末日。

みりん広告は、正月明けから粛々と営業しております。

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

ところで、お正月の風物詩のひとつが、芸能人のハワイ旅行。

(すいません、上の写真を使いたかったので、正月ネタを引っ張ります)

 

今年も大物俳優夫婦とか、売れっ子お笑いファミリーとか、人気スポーツ選手とか、

多くの著名人があの島に集結したようですね。

かくいう私も…というのは嘘ですが、去年の夏の終わりには訪れました。

 

3年ぶり、4回目のハワイ。

そう、地味にリピーターなのですが、初めてあの島に降り立った時の感動は、

いまだに忘れることができません。

 

強烈な光と、極彩色の花。

それらの鮮やかな個性をバランスよく感じさせる、かろやかな風。

ちっちゃな虫から植物まで、すべての命がキラッキラ。

自分という存在が「あ、この島に愛されている!」と感じた経験は、

初めてでした。細胞という細胞すべてが、はしゃぎ、ざわめき…

 

と、ハワイの魅力を語りだすと切りがないので、

あえて今日は、ハワイの弱点を2つばかりあげてみようと思います。

 

1.高い

みんなに愛されすぎた結果、ハワイはどんどん物価が高くなっているようです。今回もABCストアでサンドイッチを一つ買ったら、たしか800円くらいでした。円安だったのもありますが、日本ならコンビニで200〜300円のものが、この値段。しかもパサパサで味は…。サンドイッチは日本でいうおにぎりで、キミたちのソウルフードじゃないのか!それがこれでいいのか!しかもこの値段か!と抗議したくなるような出来映えでした。その他にも、ワイキキのホテル高騰で宿泊費がかさんだり、買い物も「日本のアウトレットのほうが安いのでは…?」と思えたり。ま、人が集まるところにはお金も集まるので、仕方ないとは思うのですが。

 

2.味に飽きる

これは主に、一品の量が多すぎることに起因するのですが、たいていの料理が半分くらい食べると、もうムリ。昭和生まれの女として「出された物は完食せねば!」と気張るのですが、単調な味にだんだん飽きてきて、途中からは拷問です。そして結局、残してしまい、じりじりとした後悔に。上記写真のアサイーボールも、美味しかったのは最初の2〜3口まで。半分もいかずにギブアップでした。日本食大好きでアサイーボールにまったく興味のない夫と、手を放すとどこに走り出すかわからない鉄砲玉のような2歳児。そんな2人を何とかしてなだめながら、中心部から遠く離れた店まで出かけ、行列に並んでまでして買ったのに。ここ以外にも、有名なパンケーキの店やハンバーガー屋などにも行ったのですが、旅行日程の中盤くらいからは夫と「次、どこの日本食に行く?」とひたすらアメリカンフードを避けて生きていました。そうやってお店の選択肢が多いのはいいことです。でも、これがアジアのリゾートだったら、現地の味に飽きず、旅行先の食を満喫できたのかなと思ったりもします。

 

以上をコピーライターっぽく語呂良くまとめると、

ハワイの弱点は「高い!マズい!」。あともう一つ足すならば「遠い!」ですかね。

高い!マズい!遠い!

そんな三拍子が揃っても、また行きたい!と思える場所。

それぐらい世界中の人を惹き付ける力が、あの島にはあるんですよね。

だから、またハワイに行っちゃうんでしょうね。

そして、また文句も言っちゃうんでしょうね。