魂のこもった日誌を、たまに書きます。

ぷかぷかのこと

2016.12.31


hanaimo

時間ができたら、ここに書こう。

そう思って温めていたことがあります。

 

今年の春、こちらのPVのコピーを書きました。

ぷかぷかは、横浜の郊外にあるパン屋さん。

障がいを持つ人たちが、のびのびと楽しそうに働いています。

 

こちらのPV制作のお話をいただき、最初に打ち合わせをした時、

私には不思議に思うことがありました。

どうして今の自分には、障がい者の友達がいないのかな?と。

 

小学生の頃は、障がいのある子がクラスの中に1人や2人いたのに、

中学、高校と進んでゆくと、いつの間にか遠くなります。

社会人になってからも、会社や取引先などにはいなかった。

たまに電車や道で見かけることはあっても、

街中で店員や係員として働く彼らに出会うことは、ほぼ皆無。

それらはつまり、彼らは同じ世界にいるのに、違う社会にいるということ?

健常者と呼ばれる人の社会から、隔離されているということ?

そのことに、今さらながら気づきました。

 

そうやって彼らが遠ざけられることで、本当の意味で、知り合ったり、

友達になる機会がなくなる。知らないから、彼らを怖いと思ってしまう。

そんな風潮の中で、間違った差別意識が不気味に育ち、

今年の夏に相模原であったような痛ましい事件が起きた。

もしそうだとしたら、障がい者と距離を置く社会は、

今こそ変わるべきなのかもと思いました。

 

そのために、一人でも多くの人の意識が変わってゆくといいなと思います。

私自身も彼らと実際に会い、一緒に話したり、笑ったりすることで、

自分が今まで彼らに対して無意識に壁を作っていたこと、

そして、そんな壁はまったく必要なかったことに気づきました。

彼らのナチュラルな魅力は、実際に会うのが一番伝わりますが、

下記のぷかぷかFacebookでも垣間見えるので、ぜひ覗いてみてください。

https://www.facebook.com/pukapukapan