魂のこもった日誌を、たまに書きます。
2017.4.19
はじまりの春。
東京では花見シーズンも終盤を迎え、街のいたるところで桜が舞っていた先週。
私は密かにファスティングをしていました。
ファスティングをご存知ない方は、断食を思い浮かべて頂ければ近いです。
断食というと、道場にこもって瞑想しながら、水と塩だけで飢餓の苦しみと闘うイメージ。
一方、ファスティングは綺麗なパッケージの酵素ドリンクを飲み、オシャレ感満載。
道場まで行く必要もなく、自宅で、仕事をしながらでOKという手軽さもあります。
さらに、私が選んだプランは1日1食リゾット的なものを食べられるので、
断食ほどのストイックさもありません。
とは言え、そのリゾットはお茶碗一杯程度の量。
それが1日1食しかない毎日は、想像以上にハングリーでした。
初日から、そのリゾットを食べるべき時刻まで待てず、2時間ぐらい前に手をつける。
食べ終わると、一粒、一滴たりとも残すまじ、と血眼になり、皿までなめる勢い。
さらに、人が口にする食べ物を気づくと見つめていて、金魚の水槽に浮かぶエサさえ凝視。
出かけた帰りにうっかりデパ地下に寄ってしまった時は、地獄を見ました。
そんな一週間を経て、体重は3キロ減、体脂肪は4%減。
数字だけ見れば大したことはありませんが、個人的には大成功です。
あとは地道に筋トレとストレッチ、ウォーキングをしてキープしつつ、
プロテインを飲んで絞っていこうと思います。
ここまで読むと、なぜそんな必死に?という感じですよね。
それは、こうでもしないと年々増えてゆく体重を落とすことはできないと、
やっと最近気がついたからです。
おばさんになるのは仕方ないとしても、せめてカッコイイおばさんになりたいなと。
自然に流されるのではなく、あらがって、自分が行きたい方向に行けるように。
余分なものをそぎ落とし、心にも体にも筋肉をつけようと思います。
「ムキムキ」の手前、「ムキ」くらいになれればいいんですけどね。