魂のこもった日誌を、たまに書きます。
2015.3.27
もう、おおかたの卒業式は終わった頃でしょうか。
今年のサンリオ入園•入学キャンペーンのコピーを書かせて頂きました。
クリエティブ•ディレクションもしております。
http://mirincococ.jp/2013/09/30/sanrio/
春の病といえば、花粉症や五月病がメジャーです。
それに加えて「四月病」なるものも存在するはず、と私は以前から睨んでいました。
新年度が始まると、ムクムクと湧いてくる向学心。
このよくわからない熱意に初めて当てられたのは、
たしか大学に入学して最初の履修登録のときでした。
いや、高校?もしかしたら、中学まで遡るかもしれません。
症状としては、絶対出席できない数以上の授業を登録してしまったり、
語学のテキストを何冊も買い込んだり、
あれもこれもと色んな部活や習い事を始めたり。
これが毎年この時期、懲りもせず繰り返されるわけです。
そう言えば去年の4月も、
FPの勉強をしようかとテキストを1冊買ってみたり、
「英語で読む村上春樹」など数種類の英語教材に手を出しつつ
ストリーミングで英語ニュースを聞いてみる自分に酔ったり、
フランス語会話などのテレビ番組を録画してみたものです。
ただ、これはあくまで「病」なので、喉元すぎれば何とやら。
ゴールデンウィークを過ぎる頃には、サーッと熱が引いてしまうのが常でした。
特に後遺症があるわけでもなく(かるく自分に失望しますが)、
自虐ネタとして披露する以外は、人に話すこともありません。でも今日ふと、
「四月病という定義は新しいのかも?もしや私が初めて名付けたのでは?」
という浅はかな興奮とともに検索してみたら…
いっぱいありました、四月病。
何なら六月病、七月病なんてものも定義されていました。
学会に発表したりしたら、大恥をかくところでした。(何の学会かわかりませんが)
考えてみると、今この地球上だけで何十億人という人間が生き、考えていて、
古代から増え続けるばかりの叡智と合わせれば、たいていの発見は再発見なんでしょうね。
新発見の99%は、再発見である。
などとコピーっぽくまとめつつ、残り1%を見つけるべく努力するのが、
今を生きる現代人の仕事なのかも…と考えた年度末。
もうすぐ四月ですね。